忍者ブログ
てくてく てくてく 歩いてく。 駆け足やめて、てくてく てくてく。

* admin *  * write *  * res *
[1]  [2]  [3]  [4]  [5
<<03 * 04/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  *  05>>
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

元B&Bの島田洋七さんが家庭の事情で幼少に預けられた
佐賀のおばあちゃんとの生活のお話。

金銭的には貧しくても、それを楽しみながら暮らしているおばあちゃん。
それをすんなり受け入れてしまう幼き頃の洋七さん。そんな二人を
温かく見守ってくれる地元の人々や同級生。

おとぎばなしのようにいい人ばかりが出てくるけど、本当にそうであってほしいと思える事ばかり。

読み終えるとふぁ~っとあったかい気持ちになれました(o^o^o)



実はこの本ず~っと前に母が読み終え、もらっていたのですがようやく読めたんです。

やっぱり本にも読むタイミングがきっとあって
私にとっては今だったのかなぁ。

何があってもだいじょうぶ。なるようになる。

ってこの本も言ってくれているのかもしれない。

文庫本なので(?)ちょっと読み足りない気もするけど、
あったかい気持ちになれるお話でした。







PR


大人の映画。

母と娘 女 のお話でした。
強くて、危うくて、脆く、逞しい女達の話。

ペネロペ・クルスがステキ!!
かわいらしい女性のイメージから一転
スペイン語でのこの映画では力強く、逞しい母親でした。

ライムンダ(ペネロペ・クルス)を中心に
娘のパウラ(ヨアンナ・コバ)、
ライムンダの10代の頃に火事で亡くなった母イレネ (カルメン・マウラ)、
ライムンダの姉ソーレ(ロラ・ドゥエニャス)
ライムンダの里親であり伯母(チュス・ランプレアベ)
その伯母の世話をしてくれている親友のパウラ(ヨアンナ・コボ)
この6人ともがカンヌ国際映画祭で女優賞に輝いたというのも 納得できる。

スペイン映画を観るのが多分初めてなので
スペイン映画の作風なのか、この監督の作風なのかわからないけど
とっても、ずっしり重たい雰囲気で始まる。
ちょこちょこ”ニヤリ”となるシーンや言葉遊びを交えながら物語は進む。

心の葛藤や苦悩の末の和解。

母だからこそ許せなかったこと、知って欲しかったこと
だからこそ、娘にしてあげたかったこと。。。


突然きた映画の終りに
一瞬びっくりしたけど、余韻を残すとってもステキな終わり方。

大人のいい映画でした。


『ボルベール』
スペイン語「戻る・繰り返す」から「帰郷」



13日水曜日まで公演のある とある劇団さんのお芝居を見に行って来ました。

ちょこっと内容に触れるので(差し障りはないとは思うのですが・・・)
劇団名と公演名は今日の段階では伏せさせていただきます。

ひょんなきっかけで、公演の案内をたびたびいただくようになり
ようやく何回目かで見に行くことができた某関西有名劇団さん。


産まれて初めて生で見ました。
”ちゃぶ台返し” 

衝撃でした。
食べ物の入ったままのお皿がちゃぶ台に乗っている状態での”ちゃぶ台返し”です。
物語の中でチンピラさんがいちゃもんをつけて・・・という設定だったのですが
まさか食べ物が乗っているままひっくり返すだなんて思ってもいなくて。

物語上ではナチュラルで、おかしくなんてないんですけど・・・

一瞬のうちにちゃぶ台がひっくり返り床に逆さまに落ち、
お皿は割れ、お茶碗に入っていたであろうご飯が床に落ち・・・

それを片付ける様がなんとも胸が締め付けられるほど痛々しくて、悲しくて・・・

食べ物が床に落ちる(落とされる)ということがこんなに衝撃的だなんて。

もう、本当にびっくりしてしまって。


私はいままで関わって来たお芝居にもたくさんの食べ物が劇中に出てきました。
飲み物も、ご飯も、おかずも、パーティー料理も、クッキーも。
アルコール以外はたいてい実際のものを使い、アルコールは色の近しい他のものを使っていました。
ハプニングで、湯のみが落ち割れてしまったこともあったけど
あくまでハプニングで、故意的なものではなくて。

今まで、身近でみたこともないし、演じた事も、演じているのを見たこともなかったシーン。


こんなにも衝撃を覚えるだなんて。。。


演出家さんの意図している部分とはきっと違うのでこの部分だけを見ているみたいな
この記事は感想としては全くだめだけど、

あまりの衝撃に思わず書いてしまった。



音楽関係に疎い私ですが、そんな私でさえ前のめりになってしまう
ギタリストさんがいます。

その方の演奏は、
目でも、耳でも、その場の雰囲気でも周りを魅了しっぱなしです。
きがついたら、ついつい前のめりになってしまいす。

もともとアコースティックギターの音色が好きで、
好きなテクニックもあるのですが、

そんなことはまったく関係なくただひたすらその方の演奏が始まると
異空間へといざなわれるのか、なにもかもを忘れしてまいます。

こんなに大絶賛なのにお名前を書いてしまっていいのか分からず書けませんが、
次、ご本人にお会いしたら聞いてみよう。
あ~。それまで普通に話しかけれていたのに、話しかけれるかしら。
きっと、ほよよんとした癒し系のまま彼女は笑顔でいてくれるのでしょうけど。

はぁ。もっと彼女のことを書きたいのにため息ばかりで言葉にならないんです。

しいて言うと・・・
女性ギタリストとか、女性○○とか女性△△とか
女性となると「妖精が舞い降りた」とか表現したりもしますけど違うんです。
もっと、安定感のある、大きな存在って感じで・・・。

はぁ~。思い出すだけでため息がでてしまいます。

はぁ~




ベルギーと言えば、
ワッフル・チョコレート・ビール・ソーセージ
って食べ物のことしか思いつかない中行って来ました
(国連の本部もありましたよね・・・?)
「ベルギー王国美術館展」

ほんと、まったく予備知識もなーんにもなく行って来ました。
一番におもったのは、
重みのある絵画が多いこと
歴史的背景や思想、気候までもが影響しているんですね。

「む~か~し ギリシャのイカロスは~♪」の
ピーテル・ブリューゲル(父)の作品《イカルスの墜落》が展示されていることが
目玉だったようです。
私は、イカロスの描かれている部分でないところをステキな絵だなぁと
思いました。
光と色の使い方が本当にキレイで。



それからウィリアム・ドグーヴ・ド・ヌンクの《孔雀》
夜明け間際の孔雀たち。
近づいて見たり、離れて見たりしながらしばらく離れられませんでした。



それから、
名前も失念中の1枚の母子の肖像画。
なんだかとってもあったかい優しい顔をしている気がしたんです。

今まで見たことのある肖像画は(そんなには多くないけど)
みんななんだか悲しそうだったり、厳しかったり・・・。
なのに、とっても温かい感じがしました。
母と子だからなのか・・・・わからないですけどね。

ベルギーの歴史も少しだけどわかってふむふむとおもったり、
難易も分からないけど、ステキな絵だなぁってみいったり、
もうひとつは、やっぱりお芝居の事。

人の思いって、顔の表情だけじゃない。
だって、上記で書いた母子の肖像画だって口元が笑っていたわけでもないし、
目じりが下がっていたわけでもない。
ただ目の奥が優しかった。
纏っている空気がふわぁっとしていた。
それだけなのにとっても温かく感じた。

目と空気がやっぱり大切なんだなぁ
入手困難のチケットを譲っていただき見に行ってきました!!

やっぱり堀内さんの歌はすごいです。
歌声に気持ちがぐぐっと引き寄せられ
癒されます。

それに生瀬さんのキュートさはやっぱり天才だし、

何よりも二回見て一番思ったのは
中井貴一さんの
正確であり、精密であり、ユーモア感の出し方のすばらしさ。
このお芝居を見るまでこんなにステキだとは知りませんでした。

二回見てもやっぱり泣いちゃいました。

一回目程号泣じゃないけど、
やっぱり、たくさん笑って、たくさん胸を痛めて泣いてしまいました。


二回見れてよかったです。
見逃してしまっていた細かなお芝居もたくさん見れました


ひとつだけ何か言うとすると・・・
この回はDVD用かな?カメラさんがいっらっしゃいました。
そのせいか、”大暴れ”というより”整っってる”って感じだったかな・・・。
ゴッホ・ゴーギャン・スーラ・シェフネッケル
が共同のアトリエを借り
一人のモデルの絵を書いていた頃のお話。

男同士の友情・才能への羨望や嫉妬がからんで…


さすが三谷幸喜さんって感じでした。
小ネタも、大爆笑もふんだんに組み込まれているのに
最後は号泣でした。

役者さん達も素晴らしく、
本当のゴッホ・ゴーギャン・スーラ・シェフネッケルは
きっとこんな人だったんじゃないかな と素直に思えました。
唯一の女性キャスト堀内敬子さんの歌も絶品!
ラストの曲なんておばあさん役なのにとっても色っぽくてステキでした。


とってもよかったので機会があれば、
ぜひもう一度見たいって思う反面、
とってもつらかったです。

私は今回のお話でいうと シェフネッケルさん。
ラストにむけてお話がバタバタとしていく中
実際にそんな経験があるわけじゃないけど、痛くて、悲しくて、
芝居を見ながら涙、涙でした。

昔、自分の身に同じような事がおこるんじゃないかと
ずっと怯えていました。
今でも、「絶対そんなことはない」なんて思えたりしないけど。。。

そんな苦い気持ちを思い出してしまいました。


でも、今は違うかな。
そんな自分もまるごと受けとめようって。

受けとめた上で、
何ができるのか、
何がしたいのか、
何をするのか。。。


ん~できることなら、
やっぱりもう一度みたいなぁ。



カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[06/23 エミリー]
[05/08 きんぴら]
[05/01 いけやん]
[04/26 MASA]
[04/05 水織]
最新TB
プロフィール
HN:
てくてく。
性別:
女性
自己紹介:
お芝居やってます。
バーコード
ブログ内検索
powered by NINJA TOOLS // appeal: 忍者ブログ / [PR]

template by ゆきぱんだ  //  Copyright: てくてく歩く All Rights Reserved